安楽行(読み)あんらくぎょう

精選版 日本国語大辞典 「安楽行」の意味・読み・例文・類語

あんらく‐ぎょう ‥ギャウ【安楽行】

〘名〙 (sukha-vihā-ra意訳) 仏語。安楽を得る行為。特に、悪世法華経を広めようとする菩薩身心に心がける四種の行為をさす。身安楽行、口安楽行、意安楽行、誓願安楽行の四。
法華義疏(7C前)安楽行品「皆能離危得安。遠感楽果。故通称安楽行也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android