安永武一郎(読み)ヤスナガ タケイチロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「安永武一郎」の解説

安永 武一郎
ヤスナガ タケイチロウ


職業
ピアニスト 指揮者

肩書
九州交響楽団名誉指揮者

生年月日
大正11年 10月20日

出生地
長崎県 南松浦郡有川町

学歴
福岡第一師範〔昭和17年〕卒,東京音楽学校師範科〔昭和19年〕卒,ウィーン音楽大学指揮科〔昭和41年〕修了

経歴
昭和22年福岡第一師範助教授、24年福岡学芸大学(福岡教育大学)教官、26年講師、28年助教授を経て、41年教授、59年2月学長に就任。この間、40年ウィーン留学。30〜56年九州交響楽団の2代目常任指揮者を務めた。平成2年大分県立芸術文化短期大学初代学長に就任。食道がんと判明した後も、指揮活動と後進指導にあたった。

没年月日
平成10年 10月17日 (1998年)

家族
妻=安永 リン(声楽家),長男=安永 徹(バイオリニスト)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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