教官(読み)キョウカン

デジタル大辞泉 「教官」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かん〔ケウクワン〕【教官】

1 国立の学校・研究所などで教育・研究に携わる人。
2 私立大学や技術を教える学校の教員。
3 旧陸海軍の学校の教職者。また、旧制の学校で教練を担当した軍人。
[類語]先生・師・師匠・指南役・師範・宗匠・師父・教師・教員・教諭・教授・講師・ティーチャー・プロフェッサー・チューター・インストラクター・尊師・恩師・旧師・先師・コーチ・名誉教授・客員教授・助教授・准教授・助教・助手

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「教官」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かんケウクヮン【教官】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 教職に従事する官吏。特に、国立学校の教員。公立学校の場合は現在では教員と呼ぶ。
    1. [初出の実例]「右十七則臣儀承乏教官奉」(出典:諸藩学制‐時習館学規(1755))
    2. 「ヒロソヒー(理学)の教官となる」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
    3. [その他の文献]〔周礼‐地官司徒〕
  3. ② 陸海軍の学校で教職に従事する人の職名。軍人である人を武官教官、文官である人を文官教官といった。また、旧制度の中学校、高等学校、大学などで教練を担当した軍人。〔五国対照兵語字書(1881)〕

教官の語誌

( 1 )漢籍では教化を掌る官吏、あるいは元・明以降、学校を管理する官吏の意味で用いられていた語。日本で、江戸時代に各藩の学校で教育に携わる人が教官と呼ばれたのは、元・明の影響と思われる。
( 2 )明治に入って広く使用されるようになったが、教官の「官」は文字通り、官吏組織の一部分であり、公の性質を持っているので、明治一九年(一八八六)の帝国大学令の発布に伴って、もっぱら国公立学校で教職に従事する人に用いられるようになった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む