安浄寺(読み)あんじようじ

日本歴史地名大系 「安浄寺」の解説

安浄寺
あんじようじ

[現在地名]越路町来迎寺 切起

来迎寺らいこうじ集落の中央字切起きりおこしにある。真宗大谷派紫雲山と号する。本尊阿弥陀如来。安政六年(一八五九)の安浄寺由緒略記(永井重則氏蔵)によると、大永元年(一五二一)安原庄右衛門が本願寺九世実如から本尊を下賜され、信濃国稲葉いなば(現長野市)一宇を建立して寺号を称する。永禄一二年(一五六九)梅田うめだ(現見附市)へ移転、さらに古志こし長倉ながくら村・同郡妙見みようけん(現長岡市)へと転じ、寛永元年(一六二四)現在地へ移ると伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android