新撰 芸能人物事典 明治~平成 「安田里美」の解説
安田 里美
ヤスダ サトミ
- 職業
- 芸人
- 本名
- 山本 丑松
- 生年月日
- 大正12年
- 出身地
- 大阪府
- 経歴
- 4歳の時から岐阜の興行師に育てられ、6歳で初舞台。漫才、奇術、浪曲、踊りとさまざまな芸を経て、16歳で“人間ポンプ”の芸をマスター。ガソリンを呑んで吹き出す火吹き芸やナイフを呑み、胃の中で折り畳んで出す、胃の中の碁石を白黒に出すなどの芸を見せ、一座を引き連れて日本各地を移動。安田興行社(岐阜・大垣市)社長。平成7年春、内臓疾患で入院したことから同年10月浅草での舞台を最後に引退。最後の見せ物小屋芸人といわれた。
- 没年月日
- 平成7年 11月26日 (1995年)
- 伝記
- 一芸一談見世物稼業―安田里美一代記 桂 米朝 著鵜飼 正樹 著(発行元 筑摩書房新宿書房 ’07’00発行)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報