安積の沼(読み)アサカノヌマ

デジタル大辞泉 「安積の沼」の意味・読み・例文・類語

あさか‐の‐ぬま【安積の沼/浅香の沼】

安積山の麓にあったといわれる沼。[歌枕
野辺はいまだ―にかる草のかつみるままに茂る頃かな」〈新古今・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「安積の沼」の意味・読み・例文・類語

あさか‐の‐ぬま【安積沼・浅香沼・朝香沼】

  1. 福島県郡山市、安積山のふもとにあったといわれる沼。ショウブ名所。歌枕。
    1. [初出の実例]「みちのくのあさかのぬまの花かつみかつみる人に恋ひやわたらん〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋四・六七七)

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