安行山(読み)あんぎようさん

日本歴史地名大系 「安行山」の解説

安行山
あんぎようさん

安町やすまち南西に位置し、旧城下町の西にあるので西にし山ともよばれる。標高一八四メートル。

往昔、当地に陰陽博士安倍安行が居住し、安行山の萩を筮に作り、その後藩主松平侯もこの萩を筮に用いたという(盥魚「桑下漫録」所引)。亀山御城之由来(永光家蔵)には「近衛院御宇天文博士安倍泰成子息安行、安行村に住居なり、安行山より算木出る故算木山とも云、彼山の麓の社八幡宮は安行信仰の神なり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む