安身(読み)あんしん

精選版 日本国語大辞典 「安身」の意味・読み・例文・類語

あん‐しん【安身】

〘名〙
① 身の安楽なこと。安らかな身。また、身心を安らかにすること。
※南游集(1364頃)和草庵首座山居「無心能得安身法。莫問長生不死方」 〔呂氏春秋‐諭大〕
一身を安泰にすること。身を立てること。
読本唐錦(1780)二「汝は再びよき主を頼みて、安身(アンシン)の計(はかりこと)をなすべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android