デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安部龍太郎」の解説 安部龍太郎 あべ-りゅうたろう 1955- 昭和後期-平成時代の歴史小説家。昭和30年6月20日生まれ。東京都大田区役所に勤務し,図書館司書などをつとめながら小説をかきつづけ,「師直の恋」で作家デビュー。平成17年「天馬、翔ける」で中山義秀文学賞。25年2度目の候補作となった「等伯」で直木賞を受賞。福岡県出身。久留米高専卒。著作はほかに「血の日本史」「彷徨える帝」「関ヶ原連判状」「信長燃ゆ」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「安部龍太郎」の解説 安部龍太郎 小説家。1955年6月20日、福岡県生まれ。東京都大田区役所に就職し、図書館司書として勤務しながら各紙の新人賞に応募を続け、87年に『師直の恋』でデビュー。90年に発表した『血の日本史』で注目を集め、94年には『彷徨える帝』が第111回直木賞候補となった。2005年、『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞を受賞。13年には、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した絵師・長谷川信春(等伯)の生涯を描いた『等伯』で第148回直木賞を受賞した。このほか、『関ヶ原連判状』『信長燃ゆ』など多数。 (2013-1-17) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報