安馬谷村(読み)あんばやむら

日本歴史地名大系 「安馬谷村」の解説

安馬谷村
あんばやむら

[現在地名]丸山町安馬谷

加茂かも村の南東、丸山川下流右岸の沖積地に立地し、村内を三島みしま川が貫流、北部を伊南房州通いなんぼうしゆうどおり往還が通る。東は海に臨み、南はみね村に続く。慶長二年(一五九七)の安房国検地高目録には「久保安馬谷村」とあり、高一千七七七石余、うち一千一五八石余は田方。里見氏直轄領。その後、久保くぼ村と分村し、同一一年・同一五年の里見家分限帳では安馬谷村として高一千二二三石余。里見氏給人領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む