定期チャーター便(読み)ていきちゃーたーびん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「定期チャーター便」の意味・わかりやすい解説

定期チャーター便
ていきちゃーたーびん

路線許可を得ず、需要期などの一定期間に一定区間で運行する航空便。貸切(チャーター)便でありながら、定期的に飛ばすということは本来矛盾しているが、2003年(平成15)に東京国際空港(羽田空港)からソウル金浦(きんぽ)国際空港までの路線を設ける際、羽田空港から国際線の定期便を飛ばすことができなかったため、チャーター便扱いにしたことから生まれた。羽田空港だけでなく地方空港も定期チャーター便の開設に力を入れており、アジアの諸都市を結ぶ路線の多くが定期チャーター便である。新潟台北台湾桃園国際空港)、佐賀―ソウル(仁川国際空港)などの路線が開設されている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む