定詰(読み)ジョウヅメ

デジタル大辞泉 「定詰」の意味・読み・例文・類語

じょう‐づめ〔ヂヤウ‐〕【定詰(め)】

[名](スル)
いつも一定場所に詰めて勤務すること。また、その人。
江戸時代大名旗本藩士などが、一定期間江戸に滞在して勤務すること。

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精選版 日本国語大辞典 「定詰」の意味・読み・例文・類語

じょう‐づめヂャウ‥【定詰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いつも役所に出勤してその場を離れないで詰めていること。また、その人。〔運歩色葉(1548)〕
  3. 江戸時代、大名・旗本・藩士などが、ある一定の期間、江戸に滞在し、勤務すること。
  4. じょうづめ(常詰)
    1. [初出の実例]「毎晩ここにより集ふ、其連中の定詰(ヂョウヅ)めは、西野語学といふ書生」(出典:寄合ばなし(1874)〈榊原伊祐〉初)

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