日本歴史地名大系 「宝宗寺」の解説 宝宗寺ほうしゆうじ 山口県:阿武郡福栄村福井上村宝宗寺[現在地名]福栄村大字福井上 堂ヶ迫補陀山と号し、曹洞宗。本尊は十一面観音。もと三宝山普門(ふもん)院と称したが、明治四年(一八七一)法師越(ほうしごえ)にあった曹洞宗の宗閑(そうかん)寺と合併して改称した。「注進案」に載せる普門院の寺伝によると、慶長年中(一五九六―一六一五)鬼(おに)ヶ久保(くぼ)にあった慈雲(じうん)庵を当地に移し、寛永五年(一六二八)普門院と改称したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by