宝相華(読み)ホウソウゲ

デジタル大辞泉 「宝相華」の意味・読み・例文・類語

ほうそう‐げ〔ホウサウ‐〕【宝相華】

唐草文様一種唐草に、架空の5弁花の植物を組み合わせた空想的な花文。中国では唐代、日本では奈良平安時代に装飾文様として盛んに用いられた。宝相華文

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精選版 日本国語大辞典 「宝相華」の意味・読み・例文・類語

ほうそう‐げホウサウ‥【宝相華】

  1. 宝相華〈平家納経勧持品表紙〉
    宝相華〈平家納経勧持品表紙〉
  2. 〘 名詞 〙 唐草(からくさ)模様の一種。想像上の植物をかたどったもの。中国唐代や日本の奈良・平安時代頃、多く仏教において装飾的模様としてさかんに用いられた。ほっそうげ。

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