宝祚(読み)ホウソ

精選版 日本国語大辞典 「宝祚」の意味・読み・例文・類語

ほう‐そ【宝祚】

  1. 〘 名詞 〙 天子、天皇の位。宝位。おおみくらい。
    1. [初出の実例]「詔、朕以寡薄恭承宝祚」(出典続日本紀‐天平勝宝元年(749)閏五月癸卯)
    2. 「仁明は嵯峨の皇胤なり〈略〉宝祚(ホウソ)をつぎ給」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔北周書‐宣帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android