宝船敷く(読み)たからぶねしく

精選版 日本国語大辞典 「宝船敷く」の意味・読み・例文・類語

たからぶね【宝船】 敷(し)

  1. 吉夢を見るように、正月二日の夜(古くは節分または除夜)、宝船の絵を枕の下に敷く。《 季語新年(古くは冬) 》
    1. [初出の実例]「鬼はなしたからぶねしく夜半なりと祝ふていもが腹にこそのれ」(出典:狂歌・大団(1703)三)

宝船敷くの補助注記

「浮・日本永代蔵‐四」に「宝船(タカラフネ)を敷寝にして節分大豆(まめ)をも福は内にと」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 狂歌 出典 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む