宝貨(読み)ほうか

精選版 日本国語大辞典 「宝貨」の意味・読み・例文・類語

ほう‐か‥クヮ【宝貨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たからもの。大切なもの。また、珍しいもの。
    1. [初出の実例]「家累宝貨、富勝衆人。然中子孫繁昌、只如任意也」(出典中右記‐保安元年(1120)七月二二日)
    2. [その他の文献]〔論衡‐状留篇〕
  3. 貨幣。ぜにかね。
    1. [初出の実例]「宝貨を偽造し已に行使すれば」(出典:太政官第四百三十七‐明治三年(1870)七月二日)
    2. [その他の文献]〔周礼疏‐天官・外府〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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