宝金剛院(読み)ほうこんごういん

日本歴史地名大系 「宝金剛院」の解説

宝金剛院
ほうこんごういん

[現在地名]常陸太田市島町

久慈川北岸沿いの水田を見下ろす高台にあり、南に梵天山ぼんてんやま古墳を背にして建つ。真言宗豊山派で梵天山性海寺と号する。本尊大日如来。寺伝によると開山は不詳であるが、宥真の中興開山という。もとは八幡山本宮寺と号して馬場ばば村にあったが、明暦二年(一六五六)現在地に移されたという。元禄年間(一六八八―一七〇四)徳川光圀の命で現在の山寺号に改称

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android