デジタル大辞泉 「実には」の意味・読み・例文・類語 げに‐は【▽実には】 [副]本当は。実は。「吾妻人あづまうどは我がかたなれど、―心の色なく」〈徒然・一四一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実には」の意味・読み・例文・類語 げに【実に】 は 事態が架空のものでなく、現実のものであることを示す。現実には。実際には。ほんとうのところは。[初出の実例]「げには、少しかこつかたも、我と等しからざらん人は、大方のよしなしごと言はんほどこそあらめ、まめやかの心の友には、はるかにへだたる所のありぬべきぞ、わびしきや」(出典:徒然草(1331頃)一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例