デジタル大辞泉 「実着」の意味・読み・例文・類語 じっ‐ちゃく【実着】 [名・形動]まじめで落ち着いていること。誠実でうわついたところがないこと。また、そのさま。着実。「―な主人が性質は、整然たるすべての様子にあらわれ」〈蘆花・思出の記〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実着」の意味・読み・例文・類語 じっ‐ちゃく【実着・実著】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 忠実で落ち着いていること。まじめで軽々しくないこと。また、そのさま。着実。[初出の実例]「頃日全国人民率子実着の力甚た乏しくして浮躁の気余りあり」(出典:地方官会議日誌‐一五・明治八年(1875)七月八日)② 確実であること。確かなこと。また、そのさま。[初出の実例]「各国之持論、凡て実著に基き、各自固有之見込相立」(出典:公議所日誌‐前・上(1868)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例