実社(読み)じっしゃ

精選版 日本国語大辞典 「実社」の意味・読み・例文・類語

じっ‐しゃ【実社】

  1. 〘 名詞 〙 生霊(いきりょう)死霊、また、動物などをまつった社。⇔権社(ごんしゃ)
    1. [初出の実例]「それ神に権社実社(ジッシャ)の二つあり」(出典:妙好人伝(1842‐52)三)

実社の補助注記

諸神本懐集‐本」の「実社(シチシャ)邪神」のように、「じちしゃ」の表記をした例もみられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 権社

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android