客好(読み)きゃくずき

精選版 日本国語大辞典 「客好」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐ずき【客好】

〘名〙
① (遊女芸者などが)多くの客に好かれること。客の好みに合うこと。
② 客がたずねてくるのを好むこと。また、その人。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「客好き伯父の事で、随分来客の数も種類も多かった」

きゃく‐ごのみ【客好】

〘名〙
① 客を招くことを好むこと。
四河入海(17C前)二〇「陳海州は客このみで、昔の陳孟公が如き人なる程に」
② 客をえりごのみすること。きゃくえらみ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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