客晶(読み)きゃくしょう(その他表記)chadacryst

岩石学辞典 「客晶」の解説

客晶

ポイキリティック組織(poikilitic)で大きな結晶の中に,包有物として他の種類の相対的に小さな結晶が散らばっている場合に,囲まれている小さな結晶粒を客晶という.囲む結晶は主晶(oikocryst)という[Iddings : 1909].もとはクロスたち(CIPW)によってxenocrystとよばれたが,この語はすでに異なった結晶に使用されていたため使われない.ギリシャ語のchandanoは含めるという意味

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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