日本歴史地名大系 「宮地岳村」の解説 宮地岳村みやじだけむら 熊本県:本渡市宮地岳村[現在地名]本渡市宮地岳町北は櫨宇土(はじうと)村、東は大宮地(おおみやじ)村(現天草郡新和町)に接する。下(しも)島のほぼ中央に立地し、冬期には天草では珍しく降雪も多い。山地がほとんどで、大宮地川上流にわずかな平地が開ける。慶長国絵図に村名がみえ、正保郷帳に高六〇六石九斗余とある。壱町田組に属し、庄屋は中西家。万治二年(一六五九)石高半減により二七五石五斗余となった(天草風土考)。「国志草稿」は「宮地岡村」と記し、竈数五二・男女数四六四、「当村山奥材木多シ」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by