デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮本元甫」の解説 宮本元甫 みやもと-げんぽ 1796-1866 江戸時代後期の蘭方医。寛政8年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)大垣藩医の子。中年になって長崎に遊学,吉雄権之助に蘭方をまなぶ。京都で開業,新宮凉庭(しんぐう-りょうてい)とまじわり,その塾生をおしえた。のち摂津高槻(たかつき)藩(大阪府)の藩医。慶応2年死去。71歳。本姓は田結。名は寛。字(あざな)は子裕。号は葵園。訳書に「産科須知(すち)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by