コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

宮本元甫 みやもと げんぽ

2件 の用語解説(宮本元甫の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

宮本元甫 みやもと-げんぽ

1796-1866 江戸時代後期の蘭方医。
寛政8年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)大垣藩医の子。中年になって長崎に遊学,吉雄権之助に蘭方をまなぶ。京都で開業,新宮凉庭(しんぐう-りょうてい)とまじわり,その塾生をおしえた。のち摂津高槻(たかつき)藩(大阪府)の藩医。慶応2年死去。71歳。本姓は田結。名は寛。字(あざな)は子裕。号は葵園。訳書に「産科須知(すち)」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

宮本元甫

没年:慶応2(1866)
生年:寛政8(1796)
江戸後期の蘭方医。名は寛,字は子裕,通称は元甫,号は葵園,鉅鹿。大垣藩(岐阜県)藩医田結道需の次男。幼くして菱田毅斎に儒学を学ぶ。文政10(1827)年32歳で飯沼慾斎の義弟飯沼玄礼と共に長崎に遊学,吉雄権之助について蘭学を,シーボルトについて医学を学ぶ。京都に開業するが,その居宅が蘭方医新宮凉庭 の南隣にあり,凉庭にその人柄と才能を認められ東山の順正書院で蘭書を講義。のち凉庭の推挙によって高槻藩医となる。塾名を和為貴塾と称した。博覧強記で「オランダの字典」と称された。<著作>『瘍科新選』『黴科捷径』『産科須知』

(遠藤正治)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

宮本元甫の関連キーワード関明霞丹羽盤桓子畑中西山斎藤抱山木下月洲山田竜谷江馬松斎斎藤方策高須松亭

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone