宮田聡(読み)ミヤタ アキラ

20世紀日本人名事典 「宮田聡」の解説

宮田 聡
ミヤタ アキラ

大正・昭和期の電気化学者 理化学研究所名誉研究員。



生年
明治33(1900)年10月22日

没年
昭和59(1984)年10月28日

出身地
愛知県名古屋市

学歴〔年〕
東京帝大工学部電気工学科〔大正13年〕卒

経歴
理化学研究所に入り、昭和3年アルミニウムの陽極酸化電気絶縁防透性皮膜法による「アルマイト」を発明、不透性のアルマイトを完成させた。36年退職後、名誉研究員。また戦後不良アルマイトが氾濫した際、JIS作成委員会長をつとめ、アルマイトの工業規格JISH8601などを作成した。著書に「陽極酸化」など多数

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮田聡」の解説

宮田聡 みやた-あきら

1900-1984 昭和時代の電気化学者。
明治33年10月22日生まれ。理化学研究所にはいり,昭和3年アルミに耐食性をもたせたアルマイトの工業化成功。戦後はアルマイトのJIS作成,応用化に尽力した。昭和59年10月28日死去。84歳。愛知県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「宮田聡」の解説

宮田 聡 (みやた あきら)

生年月日:1900年10月22日
昭和時代の電気化学者。理化学研究所研究員
1984年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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