宮良殿内(読み)めーらどうぬじい

日本歴史地名大系 「宮良殿内」の解説

宮良殿内
めーらどうぬじい

[現在地名]石垣市大川

石垣港の北約四〇〇メートルにある王府時代の住宅。メーラヤラドゥヌジィとよぶ。国指定重要文化財。首里の士族屋敷をまねた建築といわれる。殿内とは頭職を勤めている家の邸宅敬称。宮良家(松茂姓)八世の宮良当演が宮良めーら間切頭職にあった時代に建造したもので、嘉慶二四年(一八一九)頃とみられている。四六二坪の屋敷周囲を石垣で囲い、南面に四脚門と、瓦と土で積重ねたヒンプンがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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