日本歴史地名大系 「宮通」の解説 宮通みやどおり 三重県:桑名市桑名城下宮通[現在地名]桑名市宮通片(かた)町の西にあり、南北に長さ一一六間の町屋敷地。北端は本(ほん)町の桑名宗社に接し、それに沿う東西の小路を南森下(みなみもりした)と称する。古くは峠(とうげ)町と称していたと伝えられるが、桑名宗社前の通りであるから宮通の名となった。「慶長自記」(「桑名市史」補篇所収)に、慶長九年(一六〇四)七月五日の大雨により宮通半分が浸水したと記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報