家守り(読み)やもり

精選版 日本国語大辞典 「家守り」の意味・読み・例文・類語

や‐もり【守宮・家守】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ヤモリ科の爬虫類。体色は灰色または灰褐色で、暗褐色の不規則な斑紋があり、四肢と尾には横じまがある。背面の鱗は顆粒状。指は五本で、葉状をなし、鋭い爪を備える。主として家屋内にすみ、指の下面のひだにある無数の微細な毛状突起が吸盤の働きをし、壁や天井にはりつく。夜活動して昆虫捕食。動作は敏速で、驚くとごく弱い声でキーッと鳴いて逃げる。無毒。本州以南の各地及び中国東部に分布。壁虎。《 季語・夏 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. ヤモリ科に属する爬虫類の総称。世界に約七〇〇種知られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む