家財道具(読み)カザイドウグ

デジタル大辞泉 「家財道具」の意味・読み・例文・類語

かざい‐どうぐ〔‐ダウグ〕【家財道具】

家にある家具器具衣類などの総称

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精選版 日本国語大辞典 「家財道具」の意味・読み・例文・類語

かざい‐どうぐ‥ダウグ【家財道具】

  1. 〘 名詞 〙 一家の所有する器具、衣類などの総称。家財雑具。
    1. [初出の実例]「子を、さかさまに、かきおひ、行方をうしなひ、かさい道具、東西南北へ、はこび出すありさま」(出典:仮名草子・大坂物語(古活字版第一種)(1615頃))

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世界大百科事典(旧版)内の家財道具の言及

【家財】より

…したがって,一般庶民層の場合において,家産としての家財意識が成立するのは,早くとも南北朝時代,場合によっては,室町・戦国時代をまたなければならないのである。相続【鈴木 国弘】
[江戸時代店借人の家財道具]
 1852年(嘉永5)11月に江戸浅草山之宿町の店借磯吉(46歳)が妻子を引き連れ家出したさい残された家財道具は次の12点であった。〈竈1,古手桶1,古行灯1,擂鉢・擂粉木1,飯櫃1,古小桶1,畳2,小鍋1,古膳1,杓子1,火打はこ1〉。…

※「家財道具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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