宿借り(読み)ヤドカリ

デジタル大辞泉 「宿借り」の意味・読み・例文・類語

やど‐かり【宿借り】

(「寄居虫」とも書く)十脚目ヤドカリ科・ホンヤドカリ科オカヤドカリ科などの甲殻類総称エビカニ中間に位置する。浅海にすみ、頭胸部は硬いが、腹部は軟らかいので巻き貝空き殻に入れて保護し、右巻きの巻き貝が多いのに応じて右にねじれている。はさみ脚は一般に北方産では右が、南方産では左が大きい。 春》「―や覚束なくもかくれ顔/虚子
他家で世話になること。また、その人。居候いそうろう
「無用の―早くここを出て行けと」〈蘆花思出の記
宿を借りること。また、その人。
「内をまかなふ女房おりう―客の料理ごしらへ」〈浄・千本桜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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