宿宿(読み)しゅくじゅく

精選版 日本国語大辞典 「宿宿」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐じゅく【宿宿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. それぞれの宿。また、各宿場。
    1. [初出の実例]「ちかき宿々よりむかへとてあそびける遊君遊女ども」(出典:平家物語(13C前)五)
    2. 「大事の神参りに、宿々(シュクジュク)で夜のあくるまで物語をしをって」(出典浮世草子西鶴織留(1694)四)
  3. ( ━する ) 二夜とまること。二泊すること。〔詩経‐周頌・有客〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宿宿」の読み・字形・画数・意味

【宿宿】しゆくしゆく

縮縮。

字通「宿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android