宿心(読み)しゅくしん

精選版 日本国語大辞典 「宿心」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐しん【宿心】

  1. 〘 名詞 〙 かねてからの心。以前からの希望、考え。宿志(しゅくし)
    1. [初出の実例]「伏願、陛下鴻慈特廻天鑒、列之定額、将宿心」(出典菅家文草(900頃)九・為左大臣請欲以極楽寺為定額寺状)
    2. [その他の文献]〔嵆康‐幽憤詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宿心」の読み・字形・画数・意味

【宿心】しゆくしん

平素の願い。宿志。魏・康〔幽憤〕詩 昔は柳(下)惠に慙(は)ぢ 今は孫登に愧(は)づ は宿心に(そむ)き 外は良(は)づ

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