寂歴(読み)せきれき

精選版 日本国語大辞典 「寂歴」の意味・読み・例文・類語

せき‐れき【寂歴】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ひっそりとしているさま。寂寞。
    1. [初出の実例]「荒涼霊沼龍還駐、寂歴稜岩鳳更尋」(出典:凌雲集(814)奉和聖製宿旧宮応製〈藤原冬嗣〉)
    2. 「山寂歴として道心生ずる例ひ」(出典:月曜講演(1898)〈内村鑑三〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寂歴」の読み・字形・画数・意味

【寂歴】せきれき

ものさびしい。唐・張説湖山寺〕詩 山寂として、心生ず 谷迢遙(てうえう)たり、野鳥の聲

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