寄託図書館(読み)きたくとしょかん(その他表記)depository library

図書館情報学用語辞典 第5版 「寄託図書館」の解説

寄託図書館

法的な指定を受けて,一定出版物を網羅的に収集することができるよう,その保存用コピー(deposit copy)を自動的に受け取り,これを公開,保存する図書館米国ではいわゆる政府刊行物の公開利用のため,連邦政府および各州による出版物はすべて,指定された図書館に無料で送付されるべきことが定められており,一般にはこの指定を受けた図書館を指していうが,英国などではいわゆる納本図書館(特に著作権登録のためのもの)を指していうことも多い.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android