寅畏(読み)いんい

精選版 日本国語大辞典 「寅畏」の意味・読み・例文・類語

いん‐い‥ヰ【寅畏・夤畏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「寅」「夤」はつつしむ意 ) つつしみおそれること。かしこまること。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「命を承けて以来夙夜に夤畏し、常に寄托の効あらざるを恐る」(出典:朝野新聞‐明治一一年(1878)九月一五日)
    2. [その他の文献]〔書経‐無逸〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寅畏」の読み・字形・画数・意味

【寅畏】いんい(ゐ)

おそれつつしむ。〔書、無逸〕昔、殷王中宗に在りて、嚴恭寅畏、天命自ら度(はか)り、民を治むるに祗(つつし)み懼れ、敢てせざりき。

字通「寅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む