密夫(読み)ミップ

精選版 日本国語大辞典 「密夫」の意味・読み・例文・類語

みっ‐ぷ【密夫】

  1. 〘 名詞 〙 ひそかに他人の妻と情を通じる男。また、公に結婚していない女とひそかに通じている男。かくしおとこ。まおとこ。みそかお。情夫。
    1. [初出の実例]「密夫の法師を皮古内に隠置たりける也」(出典:古事談(1212‐15頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android