密蔵(読み)ミツゾウ

デジタル大辞泉 「密蔵」の意味・読み・例文・類語

みつ‐ぞう〔‐ザウ〕【密蔵】

ひそかにしまっておくこと。また、そのもの。秘蔵。
密教経典

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「密蔵」の意味・読み・例文・類語

みつ‐ぞう‥ザウ【密蔵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語
    1. (イ) 密教に関する経。密教の聖典
      1. [初出の実例]「指其妙賾、教其密蔵」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青龍寺故三朝国師碑)
    2. (ロ) 秘密の教え。
      1. [初出の実例]「かつは恵果和尚の告にも我と汝と久契約あり。誓て密蔵を弘(ひろめん)とあるもそのゆゑにや」(出典神皇正統記(1339‐43)中)
  3. ひそかにたくわえておくこと。秘蔵すること。また、そのもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔晉書‐孝友伝・盛彦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む