富久成寺(読み)ふくじようじ

日本歴史地名大系 「富久成寺」の解説

富久成寺
ふくじようじ

[現在地名]三和町新和田

新和田しんわだ集落東部、長井戸ながいど沼のヤト田を眼下にみる台地に所在。玉野山と号し日蓮正宗。本尊十界互相曼荼羅。広大な寺域の右手鐘楼、正面に本堂がある。寺伝によると開基開山は現千葉県市川市の法華経寺三世の日尊で、当地方の地頭児矢野氏の援助によって正安二年(一三〇〇)から応長元年(一三一一)の間に建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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