富士山古墳群(読み)ふじやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「富士山古墳群」の解説

富士山古墳群
ふじやまこふんぐん

[現在地名]湯津上村蛭田

ほうき川左岸段丘にある。主墳は上位面に、その他はおもに下位面に築かれている。主墳の富士山古墳は帆立貝式の前方後円墳で、全長約四〇メートル、後円部径二七メートル、高さ三・五メートル。前方部径一〇・五メートル、高さ一・三メートルで、立地などからみて周湟はないものと推測される。主墳以外からは横穴式石室七・箱式石棺一三・礫槨一・粘土槨一・小型竪穴式石室一・土壙一基などを検出

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む