日本歴史地名大系 「富士見町五丁目」の解説 富士見町五丁目ふじみちようごちようめ 東京都：千代田区旧麹町区地区富士見町五丁目[現在地名]千代田区富士見二丁目明治五年（一八七二）に裏四番町（うらよばんちよう）通から土手四番（どてよばん）町までを画して成立。東は富士見町六丁目・飯田（いいだ）町六丁目、西は富士見町四丁目、南は同二丁目、北は外堀。江戸時代初期からの武家地番町の一画で、牛込御門内（うしごめごもんない）といわれた辺りに相当する。正保期（一六四四―四八）には一面武家屋敷（正保江戸絵図）。享保九年（一七二四）一月の赤城明神下（あかぎみようじんした）（現新宿区）から飯田町までの火事の後、一部の屋敷地が収公され、馬場や小姓組・書院番・新番の遠的稽古場が設けられたが、元文二年（一七三七）に取壊された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
