富柳村(読み)とみやなぎむら

日本歴史地名大系 「富柳村」の解説

富柳村
とみやなぎむら

[現在地名]常盤村富柳

南西流してきた浪岡なみおか川が西へ流路を変える氾濫原上にあり、浪岡川対岸は久井名館くいなだて村。

「永禄日記」寛文一一年(一六七一)に「去年より飛柳村派立黒滝万之介申立候」とある。申立の内容は不明だが、この記事の直前に藩では高杉遣・西浜遣・広須遣・三千石遣までの検地を行ったが、「扨当年散々不作ニ新検相止候」とあり、検地に関する献策であろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む