富樫凱一(読み)トガシ ガイイチ

20世紀日本人名事典 「富樫凱一」の解説

富樫 凱一
トガシ ガイイチ

昭和・平成期の土木技師 海洋架橋調査会会長;元・日本道路公団総裁。



生年
明治38(1905)年11月17日

没年
平成5(1993)年4月21日

出生地
北海道

学歴〔年〕
北海道帝国大学工学部土木工学科〔昭和4年〕卒

主な受賞名〔年〕
土木学会賞功績賞〔昭和48年〕,勲一等瑞宝章〔昭和51年〕,国際道路連盟(IRF)マン・オブ・ザ・イヤー賞〔昭和54年〕,文化功労者〔昭和63年〕

経歴
建設省に入り、昭和27年道路局長、33年建設技監。37年三菱地所取締役、39年菱和不動産社長を経て、41年日本道路公団総裁、45年本州四国連絡橋公団総裁、51年顧問を歴任。関門トンネル建設、東名高速道路の全線開通、本州四国連絡橋の完成など陸路による列島一本化に尽力。また、長大つり橋の設計法、高張力鋼等の材料開発などの新技術を確立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富樫凱一」の解説

富樫凱一 とがし-がいいち

1905-1993 昭和-平成時代の土木技術者,官僚
明治38年11月17日生まれ。建設省にはいり,昭和27年道路局長,33年建設技監。41年日本道路公団総裁,45年本州四国連絡橋公団初代総裁。東名高速道路の全線開通,本州四国連絡橋の完成などに力をそそいだ。63年文化功労者。平成5年4月21日死去。87歳。北海道出身。北海道帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「富樫凱一」の解説

富樫 凱一 (とがし がいいち)

生年月日:1905年11月17日
昭和時代;平成時代の土木技師;官僚。海洋架橋調査会会長;日本道路公団総裁
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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