富貴浮雲の如し(読み)ふうきふうんのごとし

精選版 日本国語大辞典 「富貴浮雲の如し」の意味・読み・例文・類語

ふうき【富貴】 浮雲(ふうん)の如(ごと)

  1. ( 「論語‐述而」の「子曰、飯疏食水、曲肱而枕之、楽亦在其中矣、不義而富且貴、於我如浮雲」による ) 富貴永久のものではなく、いつかははかなく崩れ去るものである。
    1. [初出の実例]「古人の言に富貴浮雲(フウキフウン)の如しとは、正に此辺の事実を写し出したるものならん」(出典福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉七四)

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