富麗(読み)フレイ

デジタル大辞泉 「富麗」の意味・読み・例文・類語

ふ‐れい【富麗】

[名・形動]豊かで美しいこと。また、そのさま。
「若し其天性深玄にして―なれば」〈二葉亭訳・美術の本義

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精選版 日本国語大辞典 「富麗」の意味・読み・例文・類語

ふ‐れい【富麗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 豊かでうるわしいこと。また、そのさま。ふうれい。〔哲学字彙(1881)〕 〔拾遺記‐巻八・呉〕

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普及版 字通 「富麗」の読み・字形・画数・意味

【富麗】ふれい

ゆたかで美しい。宋・軾〔策断、三〕丹(きつたん)、五代より南し、石晉の亂に乘じ、奄(たちま)ち京邑に至り、中原の富麗、宮闕(きゆうけつ)の壯(さか)んなるを覩(み)て之れをぶも、以て留まるべからざるを知る。故に歸りて竊(ひそ)かにふ。

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