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(読み)とみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


とみ

岡山県北部,鏡野町西部の旧村域。中国山地にある。地名はかつて良質の砂鉄が豊富にとれたことに由来する。 1889年村制。 2005年奥津町,上齋原村,鏡野町と合体し鏡野町となった。林業が行なわれ,木材,ミツマタを産する。畜産は和牛に代わって近年は乳牛を導入。景勝地白賀渓谷があり,湯原奥津県立自然公園に属する。国の重要文化財である旧森江家住宅は一般公開され歴史民俗資料館となっている。

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デジタル大辞泉の解説

とみ【富】

集めた財貨。財産。「巨万のを築く」
経済的に価値のあるもの。資源。「自然界の
富籤(とみくじ)」の略。

ふ【富】[漢字項目]

[音](呉) フウ(漢) [訓]とむ とみ
学習漢字]5年
〈フ〉
財産や物がたっぷりとある。とむ。「富強富豪富裕殷富(いんぷ)貧富豊富
財産でいっぱいに満たす。とます。「富国強兵
豊かな財産。とみ。「富力巨富国富
富士山。「富岳
〈フウ〉とむ。「富貴(ふうき・ふっき)
〈とみ〉「富籤(とみくじ)富札
[補説]「冨」は俗字人名用漢字
[名のり]あつ・あつし・さかえ・と・とます・とめり・とめる・とよ・ひさ・ふく・みつる・ゆたか・よし
[難読]富山(とやま)

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世界大百科事典 第2版の解説

とみ【富 wealth】

富には,分かちがたい二つの要因が関係している。それは一つには幸福,安寧の状態であり,快く安定していることである。したがって,衣食住にかかわる物財が富の条件として必須ではあるが,それ以上に,精神的にどう思うかも大きい要素である。さまざまな欲望を抑制し秩序づけ,この抑制・秩序に意味・目標を与え,価値づけする精神作用が大きいのである。それは各人に固有な具体性を帯びている。〈賢者だけが富者だ〉(キケロ)といった逆説が生まれるゆえんである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


とみ

岡山県中北部、苫田(とまた)郡にあった旧村名(富村(そん))。現在は鏡野(かがみの)町の西部を占める地域。旧富村は2005年(平成17)奥津町、上斎原(かみさいばら)村とともに鏡野町と合併して、新たに鏡野町となった。中国山地にあり、旭(あさひ)川支流の目木(めき)川と余(よ)川の流域を占める。地域の大部分が林野で、近世の鉄穴(かんな)流しの跡があり、また木地(きじ)屋敷という木地師集落の地名を残す。旧森江家住宅(国の重要文化財)は17世紀後半ごろの三間取り農家の遺構。[由比浜省吾]

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