寒川郷(読み)さむかわごう

日本歴史地名大系 「寒川郷」の解説

寒川郷
さむかわごう

和名抄」高山寺本は「左无加八」、東急本は「佐无加波」と訓を付す。当郷に鎮座した寒川神は、承和一三年(八四六)従五位下を(続日本後紀)、斉衡元年(八五四)従四位下を(文徳実録)、貞観一一年(八六九)従四位上を、元慶八年(八八四)正四位下を(三代実録)授けられた。「延喜式」神名帳に高座郡六座のうち名神大社として「寒川サムカハノ神社」をあげる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む