寒慄(読み)カンリツ

デジタル大辞泉 「寒慄」の意味・読み・例文・類語

かん‐りつ【寒慄】

[名](スル)ふるえおののくこと。ぞっとすること。
「彼はまなじりきて―せり」〈紅葉金色夜叉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 文献 実例

精選版 日本国語大辞典 「寒慄」の意味・読み・例文・類語

かん‐りつ【寒慄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おののくこと。ぞっとすること。
    1. [初出の実例]「身うちには怪しき寒慄(カンリツ)を覚えた」(出典帰去来(1901)〈国木田独歩〉一六)
    2. [その他の文献]〔呉志‐賀邵伝〕
  3. 寒さのために鳥肌が立つこと。また、鳥肌。〔黄帝内経素問‐瘧論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む