寒晒し粉(読み)カンザラシコ

デジタル大辞泉 「寒晒し粉」の意味・読み・例文・類語

かんざらし‐こ【寒×晒し粉】

白玉粉もち米寒晒しにして作る。 冬》

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精選版 日本国語大辞典 「寒晒し粉」の意味・読み・例文・類語

かんざらし‐こ【寒晒粉】

  1. 〘 名詞 〙 もち米を寒ざらしにしてひいた粉。白玉などの菓子材料とする。白玉粉。かんざらし。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「寒の餠 十二 寒晒(カンザラシ)粉 同」(出典:俳諧・季引席用集(1818))

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百科事典マイペディア 「寒晒し粉」の意味・わかりやすい解説

寒晒粉【かんざらしこ】

白玉粉(しらたまこ)

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世界大百科事典(旧版)内の寒晒し粉の言及

【白玉粉】より

…もち米を洗って水を切り,水を加えながら石臼で磨砕(水びきという),これを3~10日水でさらし,布袋でしぼって天日乾燥してつくった粉。厳寒期につくったので寒ざらし粉ともいい,河内(かわち)観心寺の名物だったため,観心寺粉とも呼ばれた。現在では熱風乾燥によって一年中生産されている。…

※「寒晒し粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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