寒貧(読み)カンピン

デジタル大辞泉 「寒貧」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぴん【寒貧】

ひどく貧しいこと。赤貧。「寒貧
「一―の書生を以て」〈鉄腸・花間鶯〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寒貧」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぴん【寒貧】

  1. 〘 名詞 〙 きわめて貧しいこと。素寒貧(すかんぴん)。赤貧。
    1. [初出の実例]「薄祿寒貧と雖も軍役の重きを以て大に権威を振ひしかども」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)
    2. [その他の文献]〔蜀志注‐楊洪伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android